滅菌対策の徹底
当院では、患者様さんに使用する治療器具の滅菌処理に特に力を入れています。治療器具は患者さんのお口に入るものなので、当院では滅菌処理せずに器具の使い回しは一切しません。
当院では、クラスSとクラスBの両方の滅菌器を使用し、器具により使い分けております。
当院で使用している滅菌器(オートクレーブ)は、ヨーロッパ基準(EN13060)で最も厳しい基準をクリアしたクラスB滅菌器です。
厳しい基準をクリアしたクラスB滅菌器は「あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができる」ものになります。
また口腔外バキュームも導入し、空気中の衛生面にも配慮しています。
当院で使用しているDACユニバーサル20分以内タービンやコントラといった歯を削る機械の滅菌を行えるので、毎回清潔な器具で治療にあたることが出来ます。
小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ基準EN13060のクラスSに準拠またISO 15883:5 Annex Jにも適合しています。
歯を削ったり、銀歯や入れ歯を調整する時に、歯の削りかす、金属片、血液、細菌など目に見えない細かい粉塵(ふんじん)が多く飛沫し、水平感染する原因になります。
当院では、こうした粉塵が広がってしまわないように、全ての診療台に備え付けの口腔外バキュームを設置しています。
セントラルバキューム方式という強力な吸引力で、治療時に発生する細かい粉塵(ふんじん)を吸い取り、快適でクリーンな診療室をつくります。
治療器具を滅菌処理後、即座に滅菌パックに入れ保存をします。
治療直前に滅菌パックから器具を取り出すので、器具の滅菌性は最大限保たれます。